引っ越ししたリファレンスノート

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ElementaryOSの派生、Mangaka Linuxを動かしてみた

Mangaka Linuxという名称に誘われて、ついついインストールしてしまいました。 ホームページ(註1)を見ますとオーストリアの産で〈otaku〉に特化したディストリビューション(註2)とのことです。 最新版はUbuntu14.04ベースのElementaryOS0.3(Freya)(註3)をさらに改造したもののようです。64ビットのみ、Pantheonデスクトップが採用されています。 ではではインストールしてみましょう。 このディストリビューションはライブDVDでしか起動しません。ライブUSBは作成できませんでした。

インストール時のデスクトップ画面がこれ。
さすがハプスブルグ帝国の子供たちが作った壁紙は違います。上品やなぁ・・・。
などと思いつつ、インストールに進みます。〈Manga〉の母国に敬意を表しているのか日本語で作業ができます。(今のUbuntu系は当たり前か)
あと、Ubuntu と変わらないので省略します。


再起動で地雷が待ち受けていました。
ログイン画面が出ず、いきなりrootで開いてしまいました。
アプリをインストールしようにもパスワードがわかりません。ここでドラマなら、彼女の名前で「大当たり、やった〜〜。」ってことになりますが、オーストリア人の名前なんてフランツ・ヨーゼフしか思い浮かびません。男だし。
結論は〈nyu〉でした。
Mangaka Linuxのバージョン名でした。
まずは日本語入力から。
〈システムセッティング〉を開くと、〈Language&Region〉があり、これの


そこんとこをああしてこうします。
(画像参照のこと)
日本語入力はMozc-Fcitxにしますので、こちらのやりかた(註4)参照のこと。

そんなこんなでようやく動かせるようになった Mangakaなんですが、ElementaryOSと比較して違うところは、素敵な壁紙と画像処理に関するアプリが充実していることくらい、ちょっとがっかりしました。
次回は名前負けしないカスタマイズをしたいと思います。

 

リファレンス

(註1)Linux Mangaka - Browse Files at SourceForge.net
http://sourceforge.net/projects/linuxmangaka/files/

(註2)Mangaka Linux, un Ubuntu para los más otakus
http://ubunlog.com/mangaka-linux-un-ubuntu-para-los-mas-otakus/

 

(註3)

qrudo.hatenadiary.jp

 

 (註4)

Fcitxのテストのお願い - いくやの斬鉄日記
http://blog.goo.ne.jp/ikunya/e/a5c2a00e25564c61d322c4c73b7a81da