〜A Touch of Frost〜S5-E4:No Other Love
6年ぶりとなると、物語の記憶が薄れていて、フィッシュ&チップス火災事件と、衝撃的なエンディングくらいしか憶えていない。
もう一度見直そうと、配信元のITVにアクセスして視聴できるようになりました。(註)
なにせ日本語字幕どころか英語字幕もないので、雰囲気で展開を推察するという支倉常長状態。どうせ6年も経てば内容は忘却の彼方に飛んでいってしまいますから、適当でいいわけで「これでいいのだ(バカボンパパ)」。
フロストの助手、DSバーナードはこの回が最後になります。捜査チームの予算削減で、配転したと噂されていますが、確認しなければなりません。
なんでも載ってるはずのIMDbにして、DSバーナードは写真アイコンもなく、3流キャラ扱いです。
署内のお菓子をちょろまかしたのが署長にバレたがために、左遷という噂が流れたのかもしれません。
フロストの下宿先にバーナードは同居しています。大家に同居が見つかって、ゲイではないかと勘ぐられますが、「こいつは私の息子で、アメリカに留学してたんですよ。」と機転の効いた話術で言い逃れをします。フロストがバーナードを可愛がっていたエピソードと言えます。
そんなこんなのサイドストーリーが私にはメインになってしまって、本来の事件捜査はなおざりとなり、犯人と思しき爺さんがフロストに銃口を向け、危機一髪のフロスト。そこにバーナードが・・・・。
結局、バーナードは殉職と相成り候。
これがバーナード疑惑の結論だったわけです。
(註)ITVを観る時の注意書き
ITVは英国の民放放送連合。BBCのライバルです。フロストをはじめミッドサマー・マーダーズ、ベラ、ライン・オブ・デューティーなどミステリードラマの宝庫。
そう、字幕がなくてもついつい観たくなる支倉常長なのだ。
① でもITVは英国内からのアクセスしか認めていない。
よって、VPNの会社に登録します。基地局の多い会社がいいです。わたしはVPNの宣伝マンではないので、特定しません。
これで英国在住者に”なりすまし”ます。
”なりすまし”というと人聞きが悪いですが、帝政ロシアのドミトリーにはじまって、近くは某超大国の大統領まで”なりすまし”は現代文化の主流になっています。
ITVはブラウザで”なりすまし”してもバレるようで、OSにインストールしたVPNを起動させ、”なりすまし”
しなければならないようです。
② ブラウザでITVにアクセスすると”あんたのブラウザは古いんだろ。ちゃんとアップデートしてから出直しておいで”というアナウンスに出くわします。通常アップデートではなく、アドブロックのような宣伝を非表示にする拡張が問題で、ITVをホワイトリストに載せるか、拡張を停止させます。
③ これで観れると思った君は、甘い。最初の3分はCMタイムだ。「タブを移動して他のサイトでも見てよ」と思った君は、甘い。何十分経ってもCMは待っていてくれる。ここはじっとKFCやVM-Ware のCMを観よう。だいたい本編10分ごとに3分のCMが入ってきます。
④ 最後の関門。ITVは不定期にフリーズ状態になり、リフレッシュバナーをクリックしなければなりません。それも一度だけでなく数回連続でやらなければなりません。90分のエピソードを見終わる頃には、司馬遼太郎のような銀髪になっているかもしれません。 覚悟の程を。